Sat
Dec
10
電子書籍の今後を推測する上で、よく例に出されるのが、音楽のダウンロードですが、私はちょっと違うと思います。
音楽はレコード・カセットテープ・CD・MDと、この何十年かでもパッケージが次々と変化してきてるし、ユーザー自身がパッケージの移動を普通にやってきた。そこに、より便利なダウンロードが登場したわけです。
これまで体験してきたことが、より楽ちんになった。それは当然普及しますよ。
でも、本の場合、パッケージの変化なんて歴史上でも一度もありませんでした。
だから、あえて、たとえるなら、映画のビデオ販売が始まった時期のほうが適しているんじゃないかと思います。
「映画館で観る」以外に選択肢がなかったところから、「家庭で好きなときにみる」という全く別の選択肢が生まれたスイッチの瞬間です。
今、出版界で起こっていることは、むしろこっちに近い。
だから、「音楽ダウンロードサービスが成功した理由」よりも「映画のビデオ販売が成功した理由」を研究したほうがいいと思います。
いつだって人生一年生 : 「次世代の出版業界」予想図 <その2> (via igi)(via igi)