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年長者はいつの時代も「近頃の若者はわからない」と言うものだが、今と昔では、その意味合いが若干違ってきているように思う。一昔前ならば「なぜ若者があんな行動をするのかわからない」という意味で言われていたのだろうが、今では「そもそも若者が何をしているのかわからない」という意味になってきているような気がする。
昔の若者は、スポーツカーに乗っていた。今の若者は、ボーカロイドで楽曲を作っている。前者はとりあえず、「近頃の若者は、ああいう車に乗っている」ということはわかる。後者は、ネットの世界に身を置かない限り、若者がそういうことをしているということすらわからない。
年長者にとっては、「若者の○○離れ」というふうに、若者が離れていっているものはわかるが、逆に若者が何に近付いているのかがわかりにくい時代になったのではないだろうか。加えて、昔よりも個人の趣味が多様化しているから尚更だ。
ネットの可視化、リアルの不可視化―近頃の若者の「わからなさ」について― - yuhka-unoの日記